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代表ご挨拶

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新国際海底ケーブル「Candle」と Baler 陸揚局のプロジェクトが始動。国内では新サービス準備が進み、人間ドック・健診センターも単月黒字化を達成するなど、事業基盤が着実に広がっています。

当社グループは、国際通信事業を中心に、社会や企業の成長を支える通信インフラの拡充に取り組んでおります。

2026年3月期上期は、国際通信事業において、フィリピンにおいて地方の ISP 事業者を中心に、通信機器販売と回線提供を組み合わせたネットワーク構築サービスが大きく伸長しました。2023 年に完成したフィリピン国内海底ケーブル PDSCN と国際海底ケーブル C2C を組み合わせた当社の基幹ネットワークが全国に展開し、コネクタドン・ピノイ法の成立を背景に新規参入も見込まれる中で、顧客基盤はさらに広がりつつあります。

また、日本・フィリピン・シンガポールを結ぶ新たな国際海底ケーブル「Candle」について、コンソーシアム形式による共同建設を決定し、2028 年の商用利用開始に向けた準備を進めています。生成 AI やクラウド普及に伴うデータ通信需要の急増に応えるこの新しい基幹インフラは、国際通信事業における当社グループの事業基盤を一段と拡大する重要な投資です。さらに、ルソン島東岸の Baler では、Candle を含む最大 4 系統の国際海底ケーブルが接続可能となる陸揚局の整備を進めており、東側ルートを押さえる地理的優位性とオープンアクセス性により、当社の国際通信ビジネスにおける競争力を大きく高める戦略拠点となる見込みです。

国内通信事業では、相互接続に基づく網使用料が減少するなかでも、コールセンター事業者向けソリューションが堅調に推移し、事業全体として安定した収益を確保しました。AIエージェントやVoice AI を活用したオペレーター支援サービスの展開に加え、2026 年から開始予定の「0120」番号の自社サービス提供に向けた準備も進めております。一方で、足元では、当社の想定し得ない用途で当社提供番号が利用され、発信者番号が偽装表示される事象が確認されました。結果として当社側の設定に不備があり、本事象の判明後速やかに是正措置を講じるとともに、原因の徹底的な究明および再発防止策の実施を進めております。

メディカル&ヘルスケア事業では、レーシックは厳しい競争環境が続くなかでも、マーケティング施策や金融機関とのタイアップ等を進め、底堅く推移しました。日本品質の人間ドック・健診サービスはフィリピン法人・個人のお客様の需要を着実に取り込み、単月ベースの黒字化を達成しました。今後も予防医療の普及と品質向上に努めてまいります。

当社グループは、通信およびメディカル&ヘルスケアといった社会インフラを支える事業を担う企業として、その責任と重要性をあらためて深く認識しております。企業理念である「OPEN DOOR」のもと、安全性・信頼性の確保を最優先に、より良い社会の実現に向けて事業基盤の一層の強化に取り組んでまいります。株主の皆様には、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2025年12月 吉日
代表取締役  宮下 幸治